Muumi(ムーミン)

ムーミンの原作者トーべ･ヤンソンは1914年8月9日、フィンランドのヘルシンキで生まれました。父は彫刻家、母は画家という芸術一家で、幼いころから絵を描いたり、詩や物語を作ったりと芸術に親しんで育ちました。家にはアトリエがあり、両親はいつも作品作りに没頭していたといいます。父は、作品が出来上がるとトーべにその作品の感想を聞きました。また母親は、トーべがまだ文字を読むことができなかった幼いころから、毎夜絵本を読んで聞かせました。そんな環境で育ったトーべもまた「わたしも芸術家になる」と考えていました。トーべが芸術家への道を進むことは、とても自然なことだったのです。トーべの二人の弟の内、12歳年下のラルスは後にコミック版ムーミンの共同執筆者となっています。そんな、今でも愛され続けているムーミンが、現地からウォッチになって登場です！